英語の文法−関係副詞

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英語の文法−関係副詞

関係副詞にはwhere、when、why、howの4つがありますが、ここではこれら関係副詞を用いた文のつなぎ方と関係副詞を用いた文の訳し方を解説します。

まず、関係副詞whereについて解説します。

whereは先行詞が場所に関連する言葉の時に用いる関係副詞です。

関係副詞は2つの文を繋ぎ、関係副詞の前にある名詞[先行詞]を修飾する形容詞節を作ります。まず、2つの文を繋ぐという部分について解説します。

関係副詞を用いて2つの英文を繋ぐ手順は以下の通りです。

1.2つの文で同じものを表している言葉を見つける。

2.片方を関係副詞に置き換える。

手順1で選んだ2つの人または物のうち、副詞である方を関係副詞に置き換えます。もう1方は名詞です。

手順1で選んだ人または物のうち、関係副詞に置き換えなかった名詞は先行詞(修飾される名詞)と呼ばれます。

3.先行詞の後ろに関係副詞がくるように残りの文を置く。

それでは、以下の2つの文を関係副詞を用いて繋いでみましょう。

That is the place. 「あれは、その場所です。」
I went there ten years ago. 「私は、10年前そこに通っていました。」

1.2つの文で同じものを表している言葉を見つける。

1つ目の文のthe schoolと2つ目の文のthereが、同じ場所を表す言葉です。

2.片方を関係副詞に置き換える。

1で選んだthe schoolとthereのうち副詞はthereなので、thereを関係副詞に置き換えます。

副詞とは動詞、形容詞、副詞を修飾する品詞です。この場合、there「そこに」は「どこに」→「通っていた」のかを表しており、動詞のwentを修飾している副詞です。

もう1片方の名詞the schoolが先行詞となり、the schoolは場所に関連する言葉なのでthereを関係副詞whereに置き換えます。

よって、2つ目の文はI went where ten years ago.となります。

3.先行詞の後ろに関係副詞がくるように残りの文を置く。

先行詞the schoolの後ろに関係副詞whereがくるように、where I went ten years agoと書き換えて繋げます。

よって、関係副詞により2つの文を繋ぐと、以下のようになります。

That is the school where I went ten years ago.
「あれは、私が10年前に通っていた学校です。」

関係副詞whereを用いて繋げた文、where he lives 「彼が住んでいる」は先行詞the houseを修飾(説明)しています。

次に、関係副詞whenについて解説します。

whenは先行詞が時に関連する言葉の時に用いる関係副詞です。

それでは、以下の2つの文を関係副詞を用いて繋いでみましょう。文を繋ぐ手順は、関係副詞whereの時と同じです。

I remember the day. 「私は、その日のことを覚えています。」
I first met him then. 「私は、その時彼に初めて会った。」

1.2つの文で同じものを見つける。

1つ目の文のthe dayと2つ目の文のthenが同じものです。

2.片方を関係副詞に置き換える。

1で選んだthe dayとthenのうち副詞であるthenを関係副詞に置き換えます。thenは時に関係する言葉なので関係副詞whenに置き換えます。

副詞とは動詞、形容詞、副詞を修飾する品詞です。この場合、then「その時に」は、「その時に」→「会った」ということを表しており、動詞metを修飾している副詞です。

もう1片方の名詞the dayが先行詞となり、the dayは時に関連する言葉なので関係副詞whenに置き換えます。よって、2つ目の文はI first met him when.となります。

3.先行詞の後ろに関係副詞がくるように残りの文を置く。

先行詞the dayの後ろに関係副詞whenがくるように、when I first met himと書き換えて繋げます。よって、関係副詞により2つの文を繋ぐと、以下のようになります。

I remember the day when I first met him.
「私は、彼に初めて会った日のことを覚えています。」

関係副詞を用いて繋げた文、when I first met him 「私が初めて彼に会った」は先行詞the dayを修飾(説明)しています。

ここからは、関係副詞whyについて解説します。

「前置詞+関係代名詞=関係副詞」というkとが分からない方は、関係副詞whyとhowの解説を読む前にまず以下のページを読んで下さい。

関係代名詞と関係副詞

関係副詞のwhyは、先行詞が理由の時に用います。理由を表す単語はreasonしかないので、whyの先行詞は必ず(the) reasonになります。

しかし、先行詞がthe reasonだから必ず関係副詞whyを用いるという訳ではなく、関係代名詞whichを用いる場合もあるので注意しなければなりません。

それでは、では、以下の2つの文を繋ぎながら解説していきます。

This is the reason. 「これは、その理由です。」
I was late for it. 「私は、そのせいで遅れました。」

1.2つの文で同じものを見つける。

1つ目の文のthe reasonと2つ目の文のitが同じものです。

2.片方を関係代名詞に置き換える。

2つの文を繋いだ日本語は、「これは、私が遅れた理由です。」となり、修飾されている1つ目の文のthe reasonが先行詞となります。

よって、2つ目の文のitを人以外で目的格の時に用いる関係代名詞whichに置き換え、2つ目の文はI was late for whichとなります。

3.先行詞の後ろに関係代名詞がくるように残りの文を置く。

先行詞である1つ目の文のthe reasonの後ろに関係代名詞whichがくるように、which I was late forと書き換えて繋げます。

よって、関係代名詞により2つの文を繋ぐと、以下のようになります。

This is the reason which I was late for.
「これは、私が遅れた理由です。」

ここで、手順2で関係代名詞の前に前置詞がある場合は前置詞 + 関係代名詞の形で文を繋ぐことができるので、上の文は以下のように書くことができます。

This is the reason for which I was late.
「これは、私が遅れた理由です。」

ここで、前置詞 + 関係代名詞は関係副詞に置き換えることができます。

よって、for whichを先行詞が理由(the reason)の時に用いる関係副詞whyに置き換えて以下のように書くこともできます。

This is the reason why I was late.
「これは、私が遅れた理由です。」

手順1で同じものを選ぶ時に2つ目の文でitを選ぶとitは名詞なので関係代名詞whichを用います。

ところが、for itを選ぶとfor itの部分は「そのせいで」→「遅れた」と動詞を修飾する副詞の役割をしているので関係副詞whyに置き換えます。

1語で理由を表す言葉はないので、前置詞 + 名詞(for itまたはfor the reason)を関係副詞whyに置き換えます。

先行詞が理由the reasonだからいつも関係副詞whyを用いるという訳ではなく、関係代名詞whichを用いる場合もあるので注意しましょう。

最後に、関係副詞howについて解説します。

関係副詞のhowは、先行詞が方法の時に用います。方法を表す単語はwayしかないので、howの先行詞は必ず(the) wayになります。

しかし、先行詞がthe wayだから必ず関係副詞howを用いるという訳ではなく、関係代名詞whichを用いる場合もあるので注意しなければなりません。

それでは、では、以下の2つの文を繋ぎながら解説していきます。

This is the way. 「これは、その方法です。」

I learned English in it. 「私は、その方法で英語を学びました。」

1.2つの文で同じものを見つける。

1つ目の文のthe wayと2つ目の文のitが同じものです。

2.片方を関係代名詞に置き換える。

2つの文を繋いだ日本語は、「これは、私が英語を学んだ方法です。」となるので、修飾されている1つ目の文のthe wayが先行詞となります。

よって、2つ目の文のitを人以外で目的格の時に用いる関係代名詞whichに置き換え、2つ目の文は以下のようになります。

I learned English in which.

3.先行詞の後ろに関係代名詞がくるように残りの文を置く。

先行詞である1つ目の文のthe wayの後ろに関係代名詞whichがくるように、which I learned English inと書き換えて繋げます。

よって、関係代名詞により2つの文を繋ぐと、以下のようになります。

This is the way which I learned English in.
「これは、私が英語を学んだ方法です。」

ここで、手順2で関係代名詞の前に前置詞がある場合は、前置詞 + 関係代名詞の形で文を繋ぐことができます。よって、この文は以下のように書くこともできます。

This is the way in which I learned English.
「これは、私が英語を学んだ方法です。」

また、前置詞 + 関係代名詞は関係副詞になるので、in whichを先行詞が方法の時に用いる関係副詞howに置き換え以下のように書くこともできます。

This is the way how I learned English.
「これは、私が英語を学んだ方法です。」

ただ、関係副詞howを用いる時はthe way howという書き方はできません。

the wayを消すか、howを消して以下のように書かなければなりません。

This is how I learned English.
This is the way I learned English.

手順1で同じものを選ぶ時に2つ目の文でitではなくin itを選ぶと、in itの部分は「その方法で」→「学んだ」と動詞を修飾しています。

よって、in itは副詞の役割をしているので関係副詞に置き換えます。

1語で方法を表す副詞はないので、前置詞 + 名詞(in + itまたはin + the way)を関係副詞howに置き換えます。

あと、先行詞が理由the wayだからいつも関係副詞howを用いるという訳ではないので注意して下さい。

名詞を置き換える時は、先行詞がthe wayでも関係代名詞のwhichを用います。

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