助動詞のbe able toについて解説します。
be able toの日本語訳は、canの可能と同じで「〜することができる」です。
以下の一般動詞を用いた文をbe able to用いて書き換えてみましょう。
He plays tennis. 「彼は、テニスをします。」
助動詞のbe able toは動詞の前に置き、be able toの後ろに置く動詞を原形にします。よって、be able toを用いて先ほどの文を書き換えると、以下のようになります。
He is able to play tennis. 「彼は、テニスをすることができる。」
be able toのbeの部分はbe動詞で主語によって変るため、この場合はisになります。
また、助動詞の後ろは必ず動詞の原形なので、主語が三人称単数でも動詞の最後にsを付けません。この場合、playsとならないので注意しましょう。
否定文と疑問文は、be動詞の文と同じように考えます。否定文は、be動詞の後ろにnotを付け、日本語訳は「〜することはできない」となります。
よって、先ほどの肯定文を否定文に書き変えると、以下のようになります。
He is not able to play tennis. 「彼は、テニスをすることができません。」
is notの省略形isn’tを用い、以下のように書くこともできます。
He isn't able to play tennis.
疑問文は、be動詞を主語の前に出し、文末にクエッションマーク?を付けます。そして、疑問文の日本語訳は「〜することができますか」となります。
よって、先ほどの肯定文を疑問文に書き変えると、以下のようになります。
Is he able to play tennis? 「彼は、テニスをすることができますか。」
答え方は、YesまたはNoとbe動詞を用い、以下のようになります。
Yes, he is. 「はい、できます。」
No, he isn't. 「いいえ、できません。」
そして、「〜できるでしょう」や「〜できるようになるでしょう」という未来のことを表す時には、will canと助動詞を2つ並べることはできないのでbe able toを用います。
willの後ろにbe able toを置き、以下のようにwill be able toという形を用います。
He will be able to speak English.「彼は、英語を話せるようになるでしょう。」
canを用いて以下のように書くことはできないので注意しましょう。
×He will can speak English.
また、助動詞のcanとbe able toの日本語訳は「〜することができる」と同じですが、canとbe able to表す意味は少しだけ異なります。
以下の2つの文を使って、canとbe able toの違いを解説していきます。
He can speak English.
「彼は、英語を話すことができる。」
He is able to speak English.
「彼は、英語を話すことができる。」
canは、生まれもって持っている(先天的)か、訓練をして身に付 け(後天的)、今やろうと思えばできる能力を表します。
これに対し、be able toは一時的な能力、または努力をしてなん とかできる能力を表します。
よって、1つ目の文ようにcanを用いると、訓練をして身に付けたため にちゃんと英語を話すことができるという意味になります。
これに対し、2つ目の文のようにbe able toを用いると、頑張ればなんとか 英語を話すことができるという意味になります。
同じ「〜することができる」でも、このように若干ニュアンスが違います。それほど大きい違いはないので、現在形ではcanが用いられることが多いようです。
今度は以下の2つの文を使って、couldとbe able toの違いを解説していきます。
He could pass the exam. 「彼は、その試験に合格することができた(のに)。」
He was able to pass the exam.
「彼は、その試験に合格することができた。」
couldはcanの過去形、was able toはbe able toの過去形で、共に日本語訳は「〜することがで きた」と同じです。
couldの方は、能力は持っていたけど、実際にその動作をしたか どうかは確かではないという意味になります。
よって、1つ目の文ようにcouldを用いると、彼は試験に合格する能 力を持っていたということは分かりますが、実際に合格したか どうかは分かりません。
また、受けていれば合格できたのになあ、というニュアンスで用 いられることもあります。これは、仮定法に近い意味です。
これに対し、be able toの過去形を用ると、能力を持っていて実際にその動作を行ったということを表します。
よって、2つ目の文のようにbe able toを用いると、彼が試験に合格す る能力を持ち、実際に試験に合格したことが分かるのです。
同じ「〜することができた」でも、このように少し意味が違うのです。
また、仮定法でcouldが用いられるため、仮定法と区別するために過去形の肯定文ではbe able toの方が好んで用いられるようです。
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