現在形は、その名の通り「現在における事実や状態」を表します。
そして、現在形は現在(最近)のことのみを表すので、現在形を用いた文では過去や未来のことは分かりません。現在形だと現在のことだけが分かるのです。
それでは、まずbe動詞の現在形について解説します。
be動詞の現在形にはam, are, isがあり、意味は主に「〜です」「〜にいる」「〜にある」の3つがあります。
そして、be動詞の現在形、am, are, isは主語によって使い分けます。
主語がI「私」の時be動詞はamを用いるので、「私は、生徒です。」という文を作る時には主語Iの後ろにbe動詞の現在形amを置いて以下のようになります。
I am a student.
主語が、You「あなた、あなた達」、They「彼ら、彼女ら、それら」などの場合、現在形の場合以下のようにbe動詞の現在形はareを用います。
You are a student. 「あなたは、生徒です。」
They are students. 「彼らは、生徒です。」
下の文の生徒は複数を表すので、studentを複数形studentsにします。
主語が、He「彼」、She「彼女」、This「これ」、That「あれ」、It「それ」などの場合、以下のようにbe動詞の現在形はisを用います。
She is on the stage. 「彼女は舞台の上にいます。」
It is in the box. 「それは箱の中にあります。」
また、be動詞の後ろにon 〜 「〜の上に」やin 〜 「〜の中に」など場所を表す言葉がくる時、be動詞の現在形は「〜にいる」や「〜にある」という意味になります。
この場合、stageやboxは漠然としたものではなく、「どの舞台か」や「どの箱か」分かっているのでaではなくthe「その」を前に付けます。
文の作りは、「主語 + 動詞 + 〜 」となり、be動詞は主語によって使い分けるということをしっかり覚えておきましょう。
be動詞の現在形の否定文は、be動詞の後ろにnotを付けるだけです。意味は、「〜ではない」「〜にいない」「〜にない」となります。
以下のbe動詞を用いた3つの文を否定文に書き換えてみましょう。
You are a student. 「あなたは、生徒です。」
She is on the stage. 「彼女は、舞台の上にいます。」
It is in the box. 「それは、箱の中にあります。」
これらの文の否定文はbe動詞の後ろにnotを付け、以下のようになります。
You are not a student. 「あなたは、生徒ではない。」
She is not on the stage. 「彼女は、舞台の上にいません。」
It is not in the box. 「それは、箱の中にありません。」
また、「be動詞 + not」は以下のように省略形を用いて書くことができます。
You aren't a student.
She isn't on the stage.
It isn't in the box.
疑問文は、be動詞を主語の前に出し「be動詞 + 主語」と変え、文の最後にクエッションマーク?を付けます。
よって、先ほどの3つの文を疑問文に変えると、以下のようになります。
Are you a student? 「あなたは生徒ですか。」
Is she on the stage? 「彼女は舞台の上にいますか。」
Is it in the box? 「それは箱の中にありますか。」
答え方は、YesまたはNoとbe動詞を用い、以下のようになります。
Are you a student?
Yes, I am. 「はい、そうです。」 No, I am not. 「いいえ、ちがいます。」
Is she on the stage?
Yes, she is. 「はい、います。」 No, she isn't. 「いいえ、いません。」
Is it in the box?
Yes, it is. 「はい、あります。」 No, it isn't. 「いいえ、ありません。」
次に、一般動詞の現在形について解説します。
be動詞の「〜です」、「〜にいる」、「〜にある」という意味以外の現在の動作や状態を表す時に、一般動詞の現在形を用います。
日本語なら「私は、日本に住んでいます。」というような文ですが、この場合「住んでいる」一般動詞の現在形liveを用い、英文は以下のようになります。
I live in Japan.
この文では動詞の部分に一般動詞の現在形live「住んでいる」を用い、これは「現在」日本に住んでいるという私の現在の状態を表しています。
この文だと、過去に日本に住んでいたのかや未来に日本にすむ予定なのかは分かりません。現在形は、あくまで現在(最近)のことを表すのです。
一般動詞の現在形の否定文は、一般動詞の前にdo notを置きます。
それでは、I live in Japan.という文を否定文に書き換えてみましょう。
一般動詞liveの前にdo notを置き、否定文は以下のようになります。
I do not live in Japan. 「私は、日本に住んでいません。」
また、do notの省略形don'tを用い、以下のように書くこともできます。
I don't live in Japan.
一般動詞の現在形の疑問文は、文の先頭にDo、文の最後にクエッションマーク?を付けます。
よって、最初のI live in Japan.という文を疑問文に書き換えると、自分に質問するのはおかしいので主語をyouに変えて以下のようになります。
Do you live in Japan? 「あなたは、日本に住んでいますか。」
答え方は、YesまたはNoとdoを用い、以下のようになります。
Yes, I do. 「はい、そうです。」
No, I do not(don't). 「いいえ、ちがいます。」
最後に、一般動詞の現在形で主語が三人称単数の場合について解説します。
三人称単数とは、「私やあなた以外の一人の人または一つのものの」ことを指します。または、He、She、Itに置き換えられる人やものです。
そして、一般動詞の現在形の文を作る時、主語が三人称単数の場合は一般動詞の最後にsを付けなければなりません。
例えば、「私は、日本に住んでいます。」という意味を表す英文は、以下のように一般動詞の現在形(原形)liveをそのまま用います。
I live in Japan.
また、以下のように主語が「私達」や「彼ら」の場合も、一般動詞の現在形(原形)liveをそのまま用います。
We live in Japan. 「私達は、日本に住んでいます。」
They live in Japan. 「彼らは、日本に住んでいます。」
ところが、主語が三人称単数のHeの場合は、He live in Japan.「彼は、日本に住んでいます。」ではなく、以下のように一般動詞liveの最後にsを付けます。
He lives in Japan.
うっかり忘れやすいので、一般動詞の現在形の文を作る時、主語が三人称単数の場合には一般動詞の最後にsを付けるということを忘れないようにしましょう。
主語が三人称単数の時、否定文はdo notではなくdoes notを一般動詞の前に置きます。そして、does notの後ろの一般動詞はsをとり動詞の原形にします。
これは、肯定文で動詞の後ろについているsが、否定文ではdoの後ろに付きdoes(= do + es)となるためです。
よって、上のHe lives in Japan.という現在形の文を否定文に書き換えると、以下のようになります。この時、livesのsをとり、liveと原形に直します。
He does not live in Japan. 「彼は、日本に住んでいません。」
does notの省略形、doesn'tを用い、以下のように書くこともできます。
He doesn't live in Japan.
主語が三人称単数の時、一般動詞の現在形の疑問文ではDoではなくDoesを文の先頭に置き、一般動詞はsをとり動詞の原形にします。
これは、livesのsがDoの後ろに付きDoes(= Do + es)となるためです。
よって、He lives in Japan.という文を疑問文に書き換えると以下のようになります。この時、livesのsをとり、liveと原形に直すことを忘れないようにしましょう。
Does he live in Japan? 「彼は、日本に住んでいますか。」
答え方は、YesまたはNoとdoesを用い、以下のようになります。
Yes, he does. 「はい、そうです。」
No, he does not(doesn't). 「いいえ、ちがいます。」
ここからは現在形の例外的な使い方について解説していきます。
まず、「不変の真理や諺(ことわざ)には現在形を用いる」という定義があります。
不変の真理とは過去、現在、未来にわたり変わらない事実のことで、例えば以下のような文です。
The earth goes around the sun. 「地球は、太陽の周りをまわっています。」
The sun sets in the west. 「太陽は、西に沈む。」
諺は、以下のような文です。
Time is money.「時は金なり。」
以下の文では主節の動詞(know)が過去形のknewのため、時制の一致よりthat節の動詞は過去形のwasになります。
I knew that he was kind. 「私は、彼が親切だと知っていました。」
ところが、以下のようにthat節中が不変の真理や諺の場合は現在形になります。
I knew that the earth goes around the sun.
「私は、地球が太陽の周りをまわっていることを知っていました。」
不変の真理や諺の場合は、本来過去形や未来形など他の時制を用いなければならない場合でも必ず現在形を用いなければならないのです。
もう1つ、「確定した未来の予定には現在形を用いる」という定義があります。
通常、明日のことなら以下のようにwill(またはbe going to)を用いて表します。
I will leave Japan. 「私は、日本を去るつもりです。」
ところが、飛行機のチケットも既に購入し、明日日本を去ることが確定している場合は未来のことでも以下のように現在形を用います。
I leave Japan tomorrow. 「私は、明日日本を去ります。」
飛行機のチケットも購入しているような場合には、日にち時間も決まっており、チケットが高額のためキャンセルすることも普通ありません。
このように、確定した未来の予定は現在形を用いて表し、日本語訳も「〜するつもり」や「〜するでしょう」ではなく、「〜します」と言い切るような感じになります。
この定義でよく使われる動詞は往来発着の動詞、go「行く」、come「来る」、leave「去る(leave forで〜へ出発する)」、arrive「到着する」の4つです。
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