現在完了進行形の形と意味、現在完了形の継続との違いについて解説します。
現在完了進行形の形は「have(has) + been + 動詞のing形」、意味は現在完了形の継続と同じ「〜し続けている」です。
現在完了進行形の形は、名前の通り現在完了形と進行形がくっついた形です。
現在完了形の形は「have(has) + 過去分詞」、進行形の形は「be動詞 + 動詞のing形」なのでこれらを足し算しすると以下のようになります。
have(has) + 過去分詞
+) be動詞 + 動詞のing形
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have(has) + been + 動詞のing形
↑be動詞の過去分詞
そして、これが現在完了進行形の形となります。
意味は、現在完了形の継続「〜し続けている」と同じですが、全く同じなら現在完了進行形は必要ありません。
よって、現在完了形の継続と現在完了進行形の継続は、ある条件でどちらの継続を使うか決まります。それは、動詞の種類です。
動詞の種類とは、状態動詞と動作動詞のことです。
状態動詞とは、その状態をすぐに変えることができない動詞live,know,believeなどで、通常進行形(ing形)にできません。
動作動詞とは、その動作をすぐに変えることができる動詞play,run,studyなどで進行形(ing形)にすることができます。
状態動詞と動作動詞については以下のページで詳しく解説しています。
状態動詞は通常進行形(ing形)にできないので、状態動詞の継続の時には以下のように現在完了形を用います。
I have lived in Japan for ten years.
「私は、10年間(ずっと)日本に住んでいます。」
逆に動作動詞は進行形(ing形)にできるので、動作動詞の継続の時には以下のように現在完了進行形を用います。
I have been playing tennis since this morning.
「私は、朝から(ずっと)テニスをしています。」
現在完了進行形には経験や完了の意味はなく、継続「〜し続けている」の意味しかありません。キーワードも現在完了形の継続と同じforとsinceです。
よって、現在完了進行形は「have(has) + been + 動詞のing形」という形と現在完了形の継続との違いを抑えておけば大丈夫です。
現在完了進行形は、have(has)の後ろにnotを付ければ否定文になります。
意味は、「(ずっと)〜し続けていません」となります。
それでは、以下の現在完了進行形の文を否定文に書き換えてみましょう。
I have been playing tennis since this morning.
「私は、朝から(ずっと)テニスをしています。」
否定文は、haveの後ろにnotを付け以下のようになります。
I have not been playing tennis since this morning.
「私は、朝から(ずっと)テニスをしていません。」
have notの省略形haven'tを用いて、以下のように書くこともできます。
I haven't been playing tennis since this morning.
もう1つ以下の現在完了進行形の文の否定文を考えてみましょう。
It has been raining for a week.
「1週間(ずっと)雨が降り続いています。」
rainは動作動詞(雨は降ったり止んだりころころ変わる)なので現在完了進行形で継続を表し、主語が三人称単数なのでhaveではなくhasを用います。
否定文は、hasの後ろにnotを付け、以下のようになります。
It has not been raining for a week.
「1週間(ずっと)雨が降っていません。」
has notの省略形hasn'tを用いて、以下のように書くこともできます。
It hasn't been raining for a week.
現在完了進行形の文は、現在完了形と同じようにhave(has)を主語の前に出し、文末にクエッションマーク?を付ければ疑問文になります。
意味は、「(ずっと)〜し続けていますか」となります。
それでは、以下の現在完了進行形の文を疑問文に書き換えてみましょう。
He has been playing tennis since this morning.
「彼は、朝から(ずっと)テニスをし(続け)ています。」
疑問文は、hasを主語の前に出して文末に?を付け、以下のようになります。
Has he been playing tennis since this morning?
「彼は、朝から(ずっと)テニスをし(続け)ていますか。」
現在完了し脳形の疑問文に対する答え方は、在完了形の時と同様にYesまたはNoとhave(has)を用い、以下のようになります。
Yes, he has. 「はい、彼は(テニスをし)続けています。」
No, he hasn't. 「いいえ、彼は(テニスをし)続けていません。」
現在完了形の継続の疑問文と同様に、現在完了進行形の疑問詞もHow long「どの位の間〜」を用いて継続の期間を尋ねることもできます。
上で作った疑問文をHow longを用いた疑問文に書き変えてみましょう。
疑問詞How longを文の先頭に置き、その後ろに現在完了進行形の疑問文を付け、以下のようになります。
How long has he been playing tennis?
「彼は、どの位の間テニスをし(続け)ていますか。」
継続の期間が分からなくて尋ねているので、since 〜 の部分は省略されます。
答え方は、期間を表すforやsinceを用いて以下のようになります。
He has been playing tennis for two hours.
「彼は、2時間(ずっと)テニスをし(続け)ています。」
He has been playing tennis since 10a.m.
「彼は、午前10時から(ずっと)テニスをし(続け)ています。」
これは丁寧な答え方で、会話では通常以下のように期間だけ答えます。
For two hours. 「2時間です。」
Since 10a.m. 「午前10時からです。」
ここからは、動作動詞と現在完了進行形についての補足です。動作動詞でも長い間続いている(恒常的)な意味を表す時には現在完了形を用いて継続を表します。
まず、以下のように1日の中で数時間勉強し続けているという 継続を表す時には、studyが動作動詞なので現在完了進行形を 用います。
I have been studying English since this morning.
「私は、朝から(ずっと)勉強しています。」
ところが、中学高校大学を通して10年間英語勉強し続けている ということを表す時には、以下のように現在完了形を用います。
I have studied Egnlish for ten year.
「私は、10年間英語を勉強しています。」
動作動詞でもforやsinceを用いてかなり長い期間の継続を表 している場合は、現在完了進行形ではなく現在完了形を用います。
ただ、runやswimなど他の動作動詞をみても何年も続けている という言い方をしないものがほとんどです。
基本的に状態動詞は現在完了形、動作動詞は現在完 了進行形で表すと覚えておけば問題ありません。注意するのはstudyやuseです。
それでは、復習問題を1問解いてみましょう。
問.()の中から適する語を選びなさい。
He (has studeid, has been studying) English since this morning.
解答は10行下にあります。
↓
↓
↓
↓
↓
【解答】
He has been studying English since this morning.
「彼は、今朝から(ずっと)勉強し続けています。」
【解説】
まず、問題の文中にsince 〜 と期間を表す言葉があるのでこの文は継続を表しており、現在完了形の継続か現在完了進行形を用います。
現在完了形と現在完了進行形のどちらでも継続を表すことが できますが、動詞の種類に注意しなければなりません。 問題の動詞studyは動作動詞です。
動作動詞でも恒常的(長い期間の継続)は現在完了形を用いることがありますが、この文は「今朝から」なので恒常的な継続ではありません。
よって、現在完了形進行形のhas been studyingが正解となります。
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