比較級を含む慣用表現について解説します。
比較級+thanなど、比較の基礎は以下のページで解説しています。
以下に、よく用いられる慣用表現を例文を用いて1つずつ解説していきます。
慣用表現 1.比較級 and 比較級 「ますます(だんだん)〜」
It is getting colder and colder. 「だんだん寒くなってきている。」
この表現は、この文のようにIt is getting 〜 「〜になってきている」という表現との組み合わせでよく用いられます。
「It is getting 比較級 and 比較級」という形で、「だんだん〜になってきている」という意味になります。
慣用表現 2.The 比較級 〜 , the 比較級 … 「〜すればするほど、ますます…」
The higher we climb, the colder it gets.
「高い所へ登れば登るほど、ますます寒くなる。」
The 比較級の後ろには、「(主語) + 動詞」からなる文が付きます。また、The + 比較級の部分が主語になっている場合は動詞以降が付きます。
慣用表現 3.no more than(only) 〜 「〜しか」
I have no more than 5000 yen. 「私は、5000円しかもっていない。」
no more thanをonlyに置き換えて、以下のように書くこともできます。
I have only 5000 yen.
慣用表現 4.no less than(as much[many] as) 〜 「〜も」
I have no less than 5000 yen. 「私は、5000円も持っている。」
no less thanをas much[many] asに置き換え、以下のように書くことができます。
I have as much as 5000 yen.
慣用表現 5.not more than(at [the] most) 〜 「多くても(せいぜい)〜」
He doesn't have more than 5000 yen. 「彼の所持金は、多くて5000円だ。」
not more thanをat [the] mostに置き換え、以下のように書くことができます。
He has at [the] most 5000 yen.
慣用表現6.not less than(at [the] least) 〜 「少なくとも〜」
He doesn't have less than 5000 yen. 「彼は、少なくとも5000円持っている。」
not less thanをat [the] leastに置き換え、以下のように書き換えることができます。
He has at [the] least 5000 yen.
最後に、the 比較級 of the twoについて解説します。
これは比較級を含む慣用表現という訳ではありませんが、慣用表現と同様暗記しておくべき表現です。
まず、以下は最上級の文です。
That boy is the tallest of the three.
「その少年は、3人の中で一番背が高い。」
比べている対象の数が3人または3つ以上の場合は、「その中で一番〜」となるので最上級を用います。
この文で、of the threeの部分をof the twoに変えると、最上級ではなく比較級を用い以下のようになります。
That boy is the taller of the two.
「その少年は、2人のうちで背が高い方です。」
このように、比べている対象が2人または2つの場合は「どちらかが〜より…」となるので比較級を用います。
全体は最上級のような形になっていますが、比較級を用いなければならないので注意しましょう。
また、この形では形容詞や副詞の比較級の前にtheが付きます。慣用表現を除いた比較表現で、唯一比較級にtheが付く形なので注意しましょう。
「the 比較級 of the two」で「2人(2つ)のうちより〜」と覚えておきましょう。
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