英語の文法−be動詞+不定詞と独立不定詞

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英語の文法−be動詞+不定詞と独立不定詞

まず、be動詞 + to不定詞について解説します。

「be動詞 + to不定詞」とは、例えばis to goなどのようにbe動詞の後ろにto + 動詞の原形が置かれている形です。

そして、この「be動詞 + to不定詞」という形は5つの意味を持ちます。この5つの意味を、1つずつ例文をみながら確認していきましょう。

1.予定 「〜する予定です」「〜することになっている」

She is to arrive at Tokyo today. 「彼女は、今日東京に到着する予定です。」

is to arriveの部分が「be動詞 + to不定詞」の形になっており、この場合は「予定」の意味になります。

そして、これは未来の予定なので、未来を表すbe going toを用いた以下の文と同じ意味になります。

She is going to arrive at Tokyo today.

また、以下のようにbe動詞の過去形を用いると、「過去のある時点からみた未来の予定」を表すことができます。

The train was to leave last night. 「その列車は、昨夜出発する予定だった。」

この文も、以下のようにbe going toを用いた文と同じ意味になります。

The train was going to leave last night.

2.義務 「〜すべきだ」

You are to work hard. 「あなたは、一生懸命働くべきだ。」

are to workの部分が「be動詞 + to不定詞」の形になっており、この場合は「義務」の意味になります。

この文は、「〜すべきだ」という義務の意味を持つ助動詞shouldを用いた以下の文と同じ意味になります。

You should work hard.

3.可能 「〜できる」

He is to speak English well. 「彼は、上手に英語を話すことができる。」

is to speakの部分が「be動詞 + to不定詞」の形になっており、この場合は「可能」の意味になります。

この文は、「〜できる」という可能の意味を持つ助動詞canを用いた以下の文と同じ意味になります。

He can speak English well.

以下のように、be動詞の過去形を用いて過去のことを表すこともできます。

They were to pass the exam. 「彼らは、その試験に合格することができた。」

この文は、以下のようにcanの過去形couldを用いた文と同じ意味になります。

They could pass the exam.

4.運命 「〜する運命である」

He is never to see her again. 「彼は、もう1度彼女に会えない運命である。」

is to seeの部分が「be動詞 + to不定詞」の形になっており、この場合は「運命」の意味になります。

never「決して〜ない」を伴うと運命の意味になることが多く、文の意味は「〜しない運命である」となります。

5.意図 「〜するつもり」

If you are to succeed, work hard.
「もし成功するつもりならば、一生懸命働きなさい。」

are to succeedの部分が「be動詞 + to不定詞」の形になっており、この場合は「意図」の意味になります。

if「もし〜ならば」という接続詞の後にくる文中で「be動詞 + to不定詞」は意図の意味になり、文の意味は「もし〜するつもりなら」となります。

「be動詞 + to不定詞」は、運命と意図以外は文脈から意味を判断しなければならないので難しい部分ですが、頻繁に用いられる表現ではありません。

不定詞の重要表現、独立不定詞について解説します。

ここからは独立不定詞について解説します。

独立不定詞は、不定詞を含む熟語表現のようなもので、独立不定詞には以下のようなものがあります。

so to speak「いわば」
to be sure「確かに」
to tell the truth「実を言うと」
to begin[start] with 「まず初めに」

これらは、文章全体を修飾する不定詞句です。句とは複数の単語がセットで1つの意味を表すものです。

例えば、以下の文のto see him「彼に会うために」という部分は3つの単語がセットで1つの意味を持っています。

I went to London to see him. 「私は、彼に会うためにロンドンに行きました。」

よって、to see himは句で、不定詞を含んでいる句なので不定詞句となります。

また、役割からみると、この部分は「何のために」ロンドンに「行った」のかと、動詞を修飾しているので副詞の役割をしている句で、副詞句と呼ばれます。

不定詞句や副詞句という言葉は、こんなものもあるんだなあという程度に覚えておいて頂ければ大丈夫です。

ここで独立不定詞用いた以下の例文をみてみましょう。

To be sure, he is telling the truth. 「確かに、彼は真実を言っています。」

独立不定詞To be sure「確かに」は、後ろのhe is telling the truth「彼は真実を言っています」という文全体にかかっており、文章全体を修飾する句となります。

このように、独立不定詞は文頭に置かれ、後ろに続く文に意味を加えます。以下は、その他の独立不定詞を用いた例文です。

So to speak, he is a lier. 「いわば、彼は嘘つきです。」
To tell the truth, I love her. 「実を言うと、私は彼女のことを愛しています。」
To begin[start] with, we shuld do it 「まず初めに、私達はそれするべきだ。」

独立不定詞は、文章全体を修飾する句ですが、あまり深く考えすぎず熟語表現だと思って、まず形と意味、そして使い方をしっかり覚えておきましょう。

最後に、不定詞の慣用表現について解説します。

不定詞を含む慣用表現には、以下のようなものがあります。これらの表現のto 〜 は不定詞なので、〜の部分には動詞の原形がきます。

1.seem[appear] to 〜 「〜のように見える」「〜のようだ」
She seems[apears] to be sick. 「彼女は、病気のようだ。」

2.happen to 〜 「たまたま(偶然)〜する」
I happened to go there last week. 「先週、私は偶然そこへ行きました。」

3.come[get] to 〜 「〜するようになる」
He came[got] to have breakfast. 「彼は、朝食を食べるようになった。」

4.learn to 〜 「〜できるようになる」
The baby learned to walk. 「その赤ちゃんは、歩けるようになった。」

不定詞の慣用表現も熟語のように、形と意味しっかり覚えておきましょう。

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