ここでは、分詞の慣用表現(go 〜ing、with+名詞+分詞、the+分詞)と分詞の副詞的用法(形容詞を修飾する分詞)について解説します。
まず、go 〜ing(現在分詞)について解説します。
go 〜ingで、「〜しに行く」という意味になります。よって、以下の文ではgo shoppingの部分がgo 〜ingにあたり、「買い物に行く」という意味になります。
I go shopping. 「私は、買い物に行きます。」
以下のように、goの部分は主語が三人称単数ならgoes(上の文)、過去形ならwent(真ん中の文)、未来形ならwill go(下の文)となります。
She goes shopping. 「彼女は、買い物に行きます。」
She went shopping yesterday. 「彼女は、昨日買い物に行きました。」
She will go shopping tomorrow. 「彼女は、明日買い物に行くでしょう。」
〜ingの部分には、スポーツや娯楽活動を表す動詞がきます。
よく用いられるものを以下にあげます。
go hunting 「狩りに行く」、go walking 「散歩に行く」、go dancing 「踊りに行く」、go swimming 「泳ぎに行く」、go hiking 「ハイキングに行く」、go camping 「キャンプに行く」、go skiing 「スキーに行く」、go skating 「スケートに行く」、go snowboarding 「スノーボードに行く」
ski、skate、snowboardは、それぞれ「スキーをする」、「スケートをする」、「スノーボードをする」という動詞です。
もちろん「スキー」、「スケート」、「スノーボード」という名詞としての意味もありますが、ここでは動詞として用いられています。
次に、with + 名詞 + 分詞について解説します。
基本的にwith + 名詞 + 現在分詞の場合には「〜しながら」、with + 名詞 + 過去分詞の場合には「〜させながら」という意味になります。
以下の文のwith his eyes shiningの部分は、直訳すると「目を輝かせながら」となりますが、「目を輝かせて」とした方が日本語として自然です。
He was standing with his eyes shining. 「彼は、目を輝かせて立っていました。」
また、withの後ろのhis eyesは「(嬉しくて自然に)輝いている」ので、his eyesとshineは能動の関係と考えられshineは現在分詞shiningになります。
目は何かによって輝かされるものではなく、喜んだりすると自然に輝きますよね。少女漫画のような感じだと思ってください(^_^)
以下の文のwith his eyes closedの部分は、直訳すると「目を閉じさせながら」となりますが、「目を閉じて」とした方が日本語的に自然です。
He was standing with his eyes closed. 「彼は、目を閉じて立っていました。」
また、withの後ろのhis eyesは「(人の意思によって)閉じられている」ので、his eyesとcloseは受動の関係と考えられcloseは過去分詞closedになります。
人間の目は、まばたき以外は人の意志によって閉じられます。
このように、withの後ろの名詞と分詞の元になる動詞の関係が、能動なら現在分詞を、受身(受動)なら過去分詞を用います。
また、現在分詞を「〜している」、過去分詞を「〜された」と訳さないことが多いので注意しましょう。
ここからは、the + 分詞について解説します。
the + 分詞で「〜の人々」という意味になります。
まず、以下の文をみてみましょう。この文のthe singingの部分は、「歌っている人々」という意味を持ち、singing peopleと同じ意味になります。
There were the singing. 「歌っている人々がいました。」
この文は、以下の文と同じ意味になります。
There were singing people.
また、この場合sing「歌う」とpeople「人々」の関係は「人々=歌っている」と能動の関係のためsingは現在分詞singingになります。
次に、以下の例文をみてみましょう。この文のthe attackedの部分は、「襲われた人々」という意味を持ち、attacked peopleと同じ意味になります。
There were the attacked. 「襲われた人々がいました。」
この文は、以下の文と同じ意味になります。
There were attacked people.
また、この場合attack「襲う」とpeople「人々」の関係は「人々=襲われる」と受身(受動)の関係のためattackは過去分詞attackedになります。
分詞を用いた表現ではありませんが、これと似た表現でthe + 形容詞でも「〜の人々」という意味を持ちます。
例えば、以下のようなものです。分詞は形容詞と同じような役割をするので、the + 形容詞とthe + 分詞は「〜人々」という同じような意味を持ちます。
the rich = rich people 「お金持ちの人々」
the old = old people 「年老いた人々(老人)」
最後に、分詞の福祉的用法(形容詞を修飾する分詞)について解説します。
形容詞を修飾する品詞は副詞です。
まず、以下の2つの文をみてみましょう。これらの文のveryは副詞ですが、文中の形容詞hotやcoldを修飾しています。
It's very hot. 「とても暑い。」
It's very cold. 「とても寒い。」
現在分詞や過去分詞も、この副詞veryのように形容詞を修飾します。
次に、以下の2つの文をみてみましょう。これらの文の現在分詞burning「燃えている」とfreezing「凍っている」は、それぞれ形容詞のhotとcoldを強め修飾しています。
It's burning hot. 「焼けつくように暑い。」
It's freezing cold. 「凍りつくように寒い。」
ただ、「燃えている暑い」や「凍っている寒い」では日本語的に不自然です。
よって、この場合burningは「焼けつくように」、freezingは「凍りつくように」というような意味になります。
これは、単語と意味を暗記しておく必要があります。形容詞を修飾する分詞については、それほど多くないのでしっかり覚えておきましょう。
このサイト内の画像と文章は全て複製及び転載を禁じます。 Copyright(C) 英語の文法−オンライン講座