様々な否定疑問文と答え方について解説します。
まず、be動詞の否定疑問文について解説します。
He is busy now. 「彼は、今忙しい。」
この文を通常の疑問文に書き換えると以下のようになります。
Is he busy now? 「彼は、今忙しいですか?」
次に、以下の否定文を疑問文に書き換えてみます。
He isn't busy now. 「彼は、今忙しくない。」
この否定文を疑問文にすると、be動詞をbe動詞にくっついているnotと一緒に主語の前に出し、以下のようになります。
Isn't he busy now? 「彼は、今忙しくないのですか。」
このような否定文の疑問文は、否定疑問文と呼ばれます。
否定疑問文は否定文を疑問文の形にするだけなので作るのはそれほど難しくありませんが、否定疑問文は答え方に注意が必要です。
先ほどの否定疑問文の答え方を考えてみます。
Isn't he busy now? 「彼は、今忙しくないのですか。」
答えを日本語の通りに英語にすると以下のようになりますが、これらは間違いです。
No, he is. 「いいえ、忙しいです。」
Yes, he isn't. 「はい、忙しくありません。」
英語では肯定文の前にはYesを、否定文の前にはNoを置かなければならないため、先ほどの否定疑問文に対する正しい答え方は以下のようになります。
Yes, he is. 「いいえ、忙しいです。」
No, he isn't. 「はい、忙しくありません。」
忙しい場合はhe is (busy)「彼は忙しい」と肯定文になるため、「いいえ」でも英語はYesで答えます。
逆に忙しくない場合はhe isn't (busy)「彼は忙しくない」と否定文になるため、「はい」でも英語はNoで答えます。
次に、一般動詞の否定疑問文について解説します。
以下は、一般動詞の通常の疑問文です。
Do you have dinner? 「あなたは、夕食を食べますか。」
この通常の疑問文でDoの部分を否定文で用いるDon'tに変えると、以下のように否定疑問文になります。
Don't you have dinner? 「あなたは、夕食を食べないのですか。」
通常の疑問文が「〜しますか」となるのに対し、否定疑問文の意味は「〜しないのですか」となります。
否定疑問文を作ることはそれほど難しくありませんが、否定疑問文は答え方に注意が必要です。
上の否定疑問文の答え方は、以下のようにしては間違いです。
No, I do. 「いいえ、(私は)食べます。」
Yes, I don't. 「はい、(私は)食べません。」
英語では肯定文の前にはYesを、否定文の前にはNoを置かなければならないため、上の否定疑問文に対する正しい答え方は以下のようになります。
Yes, I do. 「いいえ、(私は)食べます。」
No, I don't. 「はい、(私は)食べません。」
夕食を食べる場合はI do(have)「私は食べます」と肯定文になるため、「いいえ」でも英語はYesで答えます。
逆に食べない場合はI don't(have)「私は食べない」と否定文になるため、「はい」でも英語はNoで答えます。
このように、否定疑問文に答える時は、「いいえ」がYes、「はい」がNoとなるので間違えないようにしましょう。
主語が三人称単数の場合、時制が過去の場合も同じように考えます。
・一般動詞の現在形で主語が三人称単数の否定疑問文
Doesn't he play soccer? 「彼は、サッカーをしないのですか。」
Yes, he does. 「いいえ、彼はします。」
No, he doesn't. 「はい、彼はしません。」
・一般動詞の過去形の否定疑問文
Didn't she know it? 「彼女は、それを知らなかったのですか。」
Yes, she did. 「いいえ、彼女は知っていました。」
No, she didn't. 「はい、彼女は知りませんでした。」
最後に、助動詞の否定疑問文について解説します。
以下は、通常の助動詞の疑問文です。
Will he come to our party? 「彼は、パーティーに来るつもりですか。」
この疑問文でWillの部分を否定文で用いるWon'tに変えると、以下のように否定疑問文になります(否定疑問文でwill notは用いず、省略形のみを用います)。
Won't he come to our party? 「彼は、パーティーに来ないつもりですか。」
通常の疑問文が「〜するつもりですか」となるのに対し、否定疑問文の意味は「〜しないつもりですか」となります。
また、英語では肯定文の前にはYesを、否定文の前にはNoを置かなければならないため、上の否定疑問文に対する答え方は以下のようになります。
Yes, he will. 「いいえ、彼は来るでしょう。」
No, he won't. 「はい、彼は来ないでしょう。」
彼が来る場合はhe will (come)「彼は来るでしょう」と肯定文になるため、「いいえ」でも英語はYesで答えます。
逆に食べない場合はhe won't (come)「彼は来ないでしょう」と否定文になるため、「はい」でも英語はNoで答えます。
以下のように、他の助動詞の時も同じように考えます。
Can't she swim? 「彼女は、泳げないのですか。」
Yes, she can. 「いいえ、泳ぐことができます。」
No, she can't. 「はい、泳ぐことができません。」
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