英語の文法−第三文型

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英語の文法−第三文型

第三文型について解説します。

まず、第三文型に関係のある記号を確認しておきましょう。

S:Subject(主語)
V:Verb(動詞)
O:Object(目的語)
M:Modifier(修飾語)

第三文型とは、以下のように主語、動詞、目的語からなる文(記号を用いるとSVO)のことです。この文で、Heは主語、playsは動詞、tennisは目的語です。

He plays tennis. 「彼は、テニスをします。」

主語は動作をする人や物を、動詞は主語が行う動作を表します。

そして、目的語は動詞の後ろに置かれ、動作(動詞)の目的を表します。日本語で「何(誰)を」や「誰に」にあたるものです。

上の文でも、目的語のtennisは動詞のplay「〜する」に対して「何を」するのかと動作の目的を表しています。

目的語を後ろにとる動詞は、have「〜を持っている」、eat「〜を食べる」、buy「〜を買う」など数え切れないほどあります。

第二文型のように動詞が少なければ、動詞でおおよその判断はできます。

しかし、第三文型を作る動詞は数え切れないほどあるので、動詞を覚えておき第三文型だと判断することは不可能です。

よって、動詞の後ろに「何(誰)を」や「誰に」に当たる目的語が1つあれば第三文型だと考えるのが第三文型だと見分ける簡単な方法です。

目的語になれる品詞は名詞だけです。以下の3つの第三文型の文で用いられている目的語a car、apples、a houseは全て名詞です。

I have a car. 「私は、車を持っています。」
I ate apples. 「私は、りんごを食べました。」
I bought a house. 「私は、家を買いました。」

他の品詞(動詞、形容詞、副詞など)は、第三文型や第四文型の目的語として用いることができないので注意しましょう。

また、第三文型は上の解説で用いた文のようにSVOだけで文が構成されているものだけではく、文末に修飾語を伴うこともあります。

以下は、第三文型に修飾語yesterday「昨日」が付いた文です。

He played tennis yesterday. 「彼は、昨日テニスをしました。」

修飾語とは文中の形容詞や副詞で、文型を判別する要素には含まれません。この文のyesterdayは、「昨日→した」と動詞playedを修飾している副詞です。

また、文中の「前置詞 + 名詞」が場所や時を表している場合にも修飾語と考えることができ、第三文型だけでなく全ての文型で文の要素から省くことができます。

以下は、第三文型に「前置詞 + 名詞」が付いた文です。

He played tennis in the park. 「彼は、公園でテニスをしました。」
He played tennis in the morning. 「彼は、午前中テニスをしました。」

これらの文中のin the parkは「公園で→した」、in the morningは「午前中→した」と動詞playedを修飾しおり、副詞的な役割をしている修飾語となります。

毎回ここまで考える必要はなく、文中に「前置詞 + 名詞」があり、それが場所や時を表している場合には修飾語とみなして問題ありません。

ここからは、目的語になる不定詞、動名詞、名詞節について解説します。

第三文型は、以下のように主語、動詞、目的語からなる文(記号を用いるとSVO)のことです。

He likes dogs. 「彼は、犬が好きです(犬を好む)。」

そして、目的語になれるものは基本的に名詞ですが、動詞が名詞の役割をする不定詞(名詞的用法)や動名詞も目的語になることができます。

以下の第三文型の文をみてみましょう。

He likes to cook. 「彼は、料理をすることが好きです。」

この文で、Heは主語、likesは動詞です。そして、不定詞のto cook「料理すること」は何を」好むかと動詞likeの目的を表しており、likeの目的語と言えます。

このように、動詞が名詞の役割を果たせる形である不定詞の名詞的用法も動詞の目的語になることができます。

不定詞の名詞的用法には、「to + 動詞の原形」で「〜すること」という意味を持つものの他に、「疑問詞 + 不定詞」という形もあります。以下の文をみてみましょう。

He knows what to do. 「彼は、何をすべきかを知っています。」

この文は第三文型で、Heは主語、knowsは動詞です。

そして、「疑問詞 + 不定詞」のwhat to do「何をすべきか」は「何を」知っているかと動詞knowの目的を表しており、knowの目的語と言えます。

次に、以下の第三文型の文をみてみましょう。

He enjoyed cooking. 「彼は、料理をすることを楽しんだ。」

この文で、Heは主語、enjoyedは動詞です。そして、動名詞のcooking「料理すること」は、何を」好むかと動詞enjoyedの目的を表しており、enjoyedの目的語です。

このように、動名詞も動詞の目的語になることができます。

もう1つ、名詞節(文)も目的語になることができます。節とは、主語と動詞の組からなる1つの文章です。それでは、以下の文をみてみましょう。

I know that he is rich. 「私は彼がお金持ちだということを知っている。」

この文は第三文型ですが、まずI know「私は、知っている」という部分に1つ主語(I)と動詞(know)からなる節があります。

そして、thatの後ろにhe is rich「彼はお金持ちである」という部分にもう1つ主語(he)と動詞(is)からなる節があります。

この文中のthatは接続詞で、「〜ということ」という意味を持っています。そして、接続詞thatが作る節はthat節と呼ばれます。

ここで、先ほどの第三文型の文I know that he is rich.のthat he is rich「彼はお金持ちである」というthat節について詳しくみてみましょう。

この節(that以下)は、know「知っている」という動詞に対し「何を」知っているのかを表しており、knowの目的語になっていると考えられます。

目的語になることができるのは名詞だけなので、目的語になれる節は名詞節ということになります。

よって、that he is richという節は名詞節で、このように節(文章)が動詞の目的語になることもあります。これは、第三文型だけでなく第四文型でも同様です。

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