第一文型について解説します。
まず、第一文型に関係のある記号を確認しておきましょう。
S:Subject(主語)
V:Verb(動詞)
M:Modifier(修飾語)
第一文型は、以下のように文を構成している主な要素が主語と動詞のみからなる文(記号を用いるとSV)のことです。
He gets up. 「彼は、起きる。」
しかし、主語と動詞のみからなる第一文型の文というのはほとんどありません。第一文型の多くは、以下のように後ろに副詞(early)などの修飾語を伴います。
He gets up early. 「彼は、早く起きる。」
この文では、earlyは「早く→起きる」というように動詞gets upを修飾しています。
形容詞は「名詞」、副詞は「動詞、形容詞、副詞」を修飾するので、修飾語と呼ばれ記号はMで表します。修飾語は、文型を判断する要素には含まれません。
今度は以下の文をみてみましょう。この文も第一文型です。
A tall boy is in the park. 「背の高い少年が、公園の中にいます。」
この第一文型の文では、A tall boy「背の高い少年」は主語、isは動詞、in the parkは「公園の中に→いる」と動詞を修飾している修飾語です。
A tall boyの形容詞tallは、名詞boyを修飾している修飾語でもあります。
しかし、「(a) + 形容詞 + 名詞(この場合a tall boy)」という部分はセットにしも分けても文型は変わらないので通常セットにします。
ここで1つポイントがあります。
上の文のように、文の後ろの方に動作を行う場所や時刻を表している「前置詞 + 名詞」がある場合、修飾語(M)とみなすことができます。
よって、以下のように長い文でも第一文型になります。
A tall boy was in the park at 3p.m. yesterday.
「背の高い少年が、昨日午後3時に公園にいた。」
この文では、A tall boy「背の高い少年」は主語、wasは動詞です。
そして、in the park、at 3p.m.、yesterdayは「公園の中に→いた」、「午後3時に→いた」、「昨日→いた」と全て動詞(この場合was)を修飾している修飾語です。
文の後ろの方にある「前置詞 + 名詞」が動作を行う場所や時刻を表している場合は修飾語なので、文型を判断する要素から省くことができます。
第一文型以外にも修飾語(M)は用いられるため、これを覚えておくと文型の判別が非常に楽になります。
以下に、第一文型も含めて英語の文型の5つの形についてざっと解説しておきます。第二文型から第五文型については、別のページで詳しく解説します。
5つの文型は、第一文型、第二文型と普通に数字で分類されています。そして、文型を分類するために以下の記号が用いられるので覚えておきましょう。
S:Subject(主語)
V:Verb(動詞)
O:Object(目的語)
C:Complement(補語)
M:Modifier(修飾語)
1.第一文型[SV]
第一文型は、以下の文のように主語と動詞からなる文のことです。しかし、このように主語と動詞のみという第一文型の文はほとんどありません。
He runs. 「彼は走る。」
ほとんどの文は、以下のように後ろに副詞などの修飾語を伴います。ただし、修飾語Mは文型を判断する要素には含まれないので、この文は第一文型になります。
He runs fast. 「彼は、速く走る。」
2.第二文型[SVC]
第二文型は、以下の例文のように主語、動詞、補語からなる文のことです。
He is a doctor. 「彼は、先生です。」
第一文型になかった補語とは、主語や目的語を説明する言葉(名詞や形容詞)で、この場合「主語=補語(He=doctor)」の関係が成り立っています。
3.第三文型[SVO]
第三文型は、以下の例文のように主語、動詞、目的語からなる文のことです。
He plays soccer. 「彼は、サッカーをします。」
第一文型にはなかった目的語とは、動詞に対して「何を」するのかや「誰に」するのかを表す言葉(名詞)で、動詞の後ろに置かれます(この場合soccer)。
4.第四文型[SVOO]
第四文型は、以下の文のように主語と動詞、そして動詞の後ろに「何を」するのかと「誰に」するのかという目的語を2つとる文のことです。
He gave me a present. 「彼は、私にプレゼントをくれた。」
5.第五文型[SVOC]
第五文型は以下の文のように主語と動詞、そして動詞の後ろに目的語と補語を1つずつとる文のことです。この場合、目的語=補語(me=Tom)の関係が成り立ちます。
He calls me Tom. 「彼は、私のことをトムと呼びます。」
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